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ここはアメリカ南東部。ハッテラス島の海辺は気持ちのよい天気です。けれども、はるか沖の天気は大あれ。強い熱帯低気圧「ハリケーン」が生まれたのです。国立ハリケーンセンターでは、専門予報官があらしのようすを見守っています。そして気象衛星や観測用飛行機から届く情報を、スーパーコンピューターを使って分析します。人々の安全を守るために、正確な気象予報を考える必要があるのです。
備えあればうれいなし。島の人たちは気象予報に耳を傾け、防災グッズを取り出し、家や車や船を守るために準備をはじめます。あたたかい海の上を通って、ハリケーンはぐんぐん大きくなっていきます。やがて、島に避難命令が出されました。そして、とうとう……!
大きなあらしが小さな島に近づき、上陸するようすを描いた科学絵本。巻末では、熱帯低気圧について図解で詳しく解説。日本にやってくる強い熱帯低気圧「台風」への理解も深まります。
【出版社からのコメント】
「ここは大西洋。ものすごいあらしだ。」
最初のページは、荒れくるう大海原。けれども小さな島の浜辺はまだおだやかな晴天で、島の人たちがのんびり遊んでいます……。小さな島に刻々とせまる大あらしと人々の暮らしが、映画のような臨場感で描かれます。小さな男の子とお姉ちゃん、二人の両親、近所の人たちなど、絵本に登場する島の人たちの様子を見守っていると、一緒に防災準備を進めているような気持ちになります。(小さなのらネコがいろんなページに姿を見せます。ぜひ探してみてください)。人々の安全を守る上で、気象予報はとても大切な役割を果たします。気象予報に携わる人々の活躍と、自然災害に備える人間の知恵が丁寧に描かれた絵本です。
毎年、日本にやってくる強い熱帯低気圧「台風」は、この絵本に描かれるハリケーンと同じメカニズムで生まれる大あらしです。台風に関する記述を大幅に増補し、日本の読者にとって読み応えのある内容となっています。翻訳者の津田紗矢佳さんは現役の気象予報士。気象に関する専門的な内容も、とてもわかりやすく訳されています。温暖化の影響下、熱帯低気圧が威力を増す今日だからこそ、子どもから大人まで、多くの方々に届けたい1冊です。
48ページ
28.5 x 23.4 x 0.8 cm